たまごおとせば美味イイじゃん 篇
たまごおとせば美味イイじゃん 篇
そろそろ、みんな、
チキンラーメンにたまごは落としてくれていますよね??
……え?まだ……落としてないの?
あんなに気持ちイイのに…………?
落としたらきっと気づくはずです。
「あれ?」
「気持ちイイじゃん」
「たまごを落とせば美味イイじゃん!!」
……って。
だからみんなやったら、イイじゃん?


ピンクスーツ姿のひよこあにきが、
たまごを我々に見せつけ、割り落とそうとしている。
「チキラーの真ん中へ〜!!」
勢いよくたまごポケットに吸い込まれてゆくたまご。
しかしその瞬間、猛烈な違和感がひよこあにきを襲う。
「あれ...?」
突如として黒い舞台に転移するひよこあにき。
数にして5体ものひよこあにきたちが並ぶ。
なんだ...一体我々をどんな目に遭わせようというのか。
「気持ちイイじゃん。
ハマってイイじゃん。
これ案外イイじゃん。」
ホッ。
どうやらひよこあにきは、案外気持ちよかっただけのようだ。
だが、親指で首筋を伝うその特徴的なダンスには、なにか別の思惑があるようにも見えた-。
